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足る

槙尾山 施福寺へのお参り

今年の気温は本当にわかりにくい。紅葉も始まっていいのか悪いのか。
ちょっと訳あって西国三十三箇所のご朱印を急ぐことになり、あと余すところ数箇所だったので施福寺、紀三井寺金剛宝寺、葛井寺(ふじいでら)をお参りすることにした。
なんでも施福寺は一番の難所といわれているらしく、30分ほどの山登りが必須らしい。

朝6時30分ごろ自宅を出発。現地に8時に到着を予定してた。
が思いのほか近畿道が込み合い、遅くなっていた。心配していたのが紅葉シーズンと重なり、駐車場に停められなかったらどうしようか、だった。
さて施福寺にポイントをあててナビゲーションしたところ、細い細いガタガタの道に入った。まあ険しい修験僧が開祖だからこんなもんか。と進んでいったものの、それにしても・・・という景色だった。
一組のカップルの遭遇。彼らはハイクしているように見えた。そこで車を降りて聞いてみた。
すると彼らは一度この道を最後まで登ったところ、Uターンする場所があり監視用カメラも設置してあって、車はここから戻って置いてきてから歩いて来るようにと書いてあったと言う。よく見ると男性は背高のっぽの髭もじゃの白人。女性は小柄なメガネをかけた明るい日本人。
家内が隣の席でスマホをいじっていたが電波が届かないので、新たな情報が得られないと言う。
そこでお礼を言って一旦下山。前から対向車が来たら大変なので急いで注意して走らせる。
ようやく電波が届いたので、施福寺に電話して聞いてみてくれたところ、この道はやはり車で登るには違うそうで、槇尾会館というところを目指すように指示があった。
0725-92-2300
これをナビゲーションに入れて走ると良い!とも教わった。

早速入れてみるとどうやら元来た道を大幅に戻らされた。
ようやく槇尾会館に到着。周辺には駐車場があり、幸いまだスペースは結構残されていた。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18060051.jpg

お寺の関係の方だろうか、「初めてですか?登りの最初200mは厳しいですよ。その後もそこそこ厳しいです。」結局厳しいんだなあ。

この日は気温が14度くらい。やや低め。
確かに急勾配がいきなり始まった。登山用のストックを持っていったのが助けになった。登るペースは出来るだけゆっくり。一定のリズムで上がる事に気をつける。
家内はしゃべりながら登る。疲れたらそのうち黙るだろう。

ようやく山門に到着。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18060851.jpg

その奥に石段が延々と続いてる。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18061462.jpg

黙々と歩く。段々体が暑くなってきた。サードレイヤーと脱ぐ。汗をかくと厄介だから。
途中、お坊さんと一緒に登っておられる高齢の女性が居られた。ゆっくりゆっくり。一歩ずつ。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18062266.jpg

そして歩き続けて祠が見えてきた。空海さんの剃髪された所だとか、髪をおまつりしている所だとか。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18064055.jpg
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そしてふと階段の一番奥を見上げると本堂が見えてきた。もう少しだ。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18064829.jpg

やっと上がりきった。やった~。所要時間21分・・・と家内が申しておりました。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18065484.jpg

本堂前には7名ほどの団体さんとチラホラと個人のお参りの方が居られるくらいだった。
猫がお出迎えしてくれたニャン。ようお越し~。(三つ指ついていません?)
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18071122.jpg

さてお参り。馬頭観音さんがご本尊。足腰の観音さん。ここまで上がって来られた事を感謝。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18070012.jpg

こちらの馬頭観音さんは足の裏をこちらにお見せになられ座っておられる。

さてご朱印を頂く。
堂内を拝観した。

一通り拝観しお参りしたあと本堂をでたときふと前を見ると、道に迷っていた時話をしたカップルがようやく到着したばかりのようだった。聞くとかなりの道のり。
お疲れ様。でも御蔭で私たちは体力を温存できました。これも御蔭です。感謝。

さて下山。下山時に膝をやられてしまう事が脳裏をかすめた。7月に愛宕山の千日参りに出かけた時、下山がとても厳しいものになったからだ。
ストックを使いながらできるだけ慎重に慎重に。
思っていたより時間も短く駐車場に到着できた。良かった。

次は紀三井寺金剛宝寺へ。その前に腹こしらえ。まずは和歌山市へ向かってそちらで食べることにした。
再度阪和道に乗って和歌山へ。
市内に入り和食のお店を探した。
予約はしていなかっただけど昼食にありつけた。
太刀魚の煮付け、お刺身、自家製豆腐、てんぷら数種で2100円。これがまたお魚が新しいので美味しいかった。

腹ごしらえも終わり次の紀三井寺金剛宝寺へ直行。車は山門前のコインパーキングへ放り込んだ。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18494701.jpg

さていきなり階段。まあこれくらいなら許容できる。ここも踊り場で左右にお参りするところがある。お参りしながら一服してまた上がる。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18495699.jpg
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18502822.jpg
ようやくてっぺんに到着。本堂に向かって歩くと周囲は桜の木がたくさんあった。秋だからはっぱが赤く染まっていたけど、春だと綺麗なんだろうなあ。
本堂でまずはお参り。そしてご朱印を頂く。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18501851.jpg
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景色はとてもきれい。遠くは淡路島の南端が見える。

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お参りも終えたので車に戻った。加東市の清水寺に足を延ばそうか・・・と考えたが、3時間ほどかかるのでまたの機会にするという結論。
では葛井寺に寄ってみようと車を発進させた。
以前もお参りしたお寺だけど街中にあり道がとても狭い。駐車場がどこにあるのか判らないので苦労したことがあった。
今回もやはりいろいろ道に迷ってしまった。がコインパーキングに入れてそこから歩く。
槙尾山 施福寺へのお参り_d0188401_18503530.jpg

無事お参りとご朱印を頂いてこの日のお参りは終了。やれやれ。これで後は岐阜の華厳寺を留めにしてご朱印帳は終了~。

by foxpapa | 2018-11-15 19:21 | 西国三十三箇所 | Comments(0)
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日々僅かなことにでも感性を持ち続けたい。さて今日は何に感動できるだろう。

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