足る

最高気温18度 最低気温5度

少し前より家内から「雲海の中の立雲峡を見に行こう」と誘われていた。
最近あまりにもたくさんの人の注目を浴びているだけに気乗りはしていなかった。どうせ混んでいるだろうし・・・、という理由で。

しかし先日大台ケ原に行って帰ってきたら多少時間があったので、じゃあ下見しに行く?てことで見に行った。すると自動車道から見上げた竹田城がなんと素晴らしいこと。よくぞあんな高いところに城を築き上げたなあ、という感動になった。

帰宅してみて益々見に行きたくなってきた。

そんな10月の下旬。久しぶりに休日の天気予報が快晴!気温差も予報では10度ほど。
これは条件がいい。
1、気温差が10度以上あること
2、快晴であること
3、無風であること
らしい。

前日家内に見に行ってみるわと伝え、
2時起床。少し腹ごしらえや機材を車に積んで2時50分出発。
気温がわからないのでダウンジャケット、タオル大小、デジタル一眼1台、18-70mmと70-300mmのズーム、ミラーレス一眼1台、レンズ2本。カロリーメート、羊羹、水、救急キット。をザックに詰めて8.25kg。
ハスキーの三脚。3.7kg。
日頃登山しない僕には多少重い装備となった。しかも三脚は手持ち。
合わせて約12kg。

荷物はそれにプラスして、昔、子供に購入したが今は使われていない折りたたみのミニベロを車に積んだ。これは下見に行ったとき、現在立雲峡にある駐車場には車は入れず、かなり離れたパチンコ屋さんの駐車場を無料開放しているとガードマンの人に聞いたからだ。ということは自転車に乗って駐車場から登り口までいけばイイのであって、ボロい自転車ならロックをしておけばまあ盗まれないだろう、と思ったからだ。

道は無論空いている。しかしトラックが大半を占めていた。

近畿道ー中国道ー吉川(よかわ)ジャンクションで舞鶴若狭道ー春日で降りて北近畿豊岡自動車道に接続ー春日和田山道(とは言っても自動的に名前がついているだけ)ー遠坂トンネル有料道路(同じく道はそのまま)ー和田山ジャンクションで降りた。
とは言っても実はこの日は接続される播丹道が霧のため通行止めになっていた。
雲海にはもってこいの気象が、人々の生活には困難を来たしている。これは自然だもんね。地形からして霧の発生が大きらしいから、昔からこれだったんんだろう。

和田山ジャンクションを南下。5分ほどでパチンコ屋さんの駐車場到着。この頃周りは暗い。でもすでに車は20~30台ほどあるかな。警備の人も2名ほど立っていた。
時間は5時少し前。急いて上がらないと日の出に間に合わない。それに三脚を立てる場所をもらえるのかな?と不安になってきた。

自転車を持ってきたけどやはり歩くことにした。リハーサルしていなかったのが祟ってしまい、ザックは背負って自転車に乗れるが、重い三脚をどうやって抱えて乗るかが解決されていなかったからである。
仕方なく急ぎ速やに歩く。装備を担いでの早足は疲れた。このペースならきっと山道ではバテるなあ、と頭によぎる。歩けど歩けど登山口が見つからない。2回ほど間違った。
ようやく暗い中に車のヘッドライトを見つけた。そこに入口は見つかった。
大きな看板があったはずだけど、暗闇では判りにくい。


登り始めた。しばらくすると汗が噴き出してくるのでタオルを首に巻いたり、徐々に重ね着を脱いだり調節しながら上がる。

ようやく第一展望台。ここはこの段階で雲の中。これでは見ることができない。
そして坂が急になりだし10分ほどで第2展望台。ここですでに5名ほどが三脚を構えている。が本当に狭い場所。岩場があったりして足元もよくない。が景色はきれい。すでに竹田城は見えていた。気が焦る。

う~。もう足に来ている。これは日頃歩いていないと来ることができない場所だ。大台ケ原のシオカラ谷から駐車場にあがるくらいの疲労度がある。下りが怖いなあ。

足場が滑りそうな道が増えてきて20分ほど歩いただろうか。人々の声がすぐそこでする。とそのときドスーンと音がした。人々のざわめきが聞こえた。どうやら誰かが足元を滑らせたのだろう。僕も気を付けよう。
ようやく人々が20~30名ほどいる場所に到達。ここが第3展望台のようだ。

すでに三脚が前の方には並んでいる。奥にすこし場所を見つけたのでそこまで移動。
頭からポタポタ汗が落ちる。ザックを開けている時も荷物に汗が落ちる。カメラにもポタリと落ちた。首周りのタオルは汗でグッショリ。すでに冷たい。これは体温を奪うから外す。
この時点で頭はボ~っとしていたので時間は忘れたが、だいたい6時すぎ。日の出まで少し時間があったようだ。調べてくるのを忘れたが、日の出は6時15分前後だろう。

三脚をセット。目の前には人の頭があるから、そこは頭越しに撮影する必要が出てきた。やはり踏み台は要りそうだ。後ろに人が居ないのを確認してセット。レンズはやはり望遠のズームにした。
少し落ち着いて来たので水を口に含ませる。
あまり飲むとトイレがないので催すと困る。が年齢を考えると飲んでおかないと倒れてしまったら人に迷惑をかける。
後で知ったのだが、500ccの水にショッツという電解質を入れて飲むといいらしい。
またショッツのゼリーも利用できそうなので、これを持っていこう。

まだ周囲は暗い。さほど待つことなく雲が白んで来た。

d0188401_18563335.jpg

シャッターの音があちらこちらでする。

徐々に白んだ雲が所によってとき色に変わってくる。雲が流れに漂う。

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すっかりと周囲は明るくなった。

d0188401_18563488.jpg

7時になったころ、竹田城址が雲ですっぽり覆われた。こんなこともあるんだ。
そしてまたお出ましになった。
異なった方角の雲海には朝日が差してくる。そっちも美しい。

と、急にカメラの前に陣取り、しかも両手を挙げてスマホで写真をず~と撮っている人が出現。苦言を言うのも嫌だし、周囲の雰囲気も壊れるのでしばしその人の手が疲れるのを待つ。すると今度はご老体がここまで上がってこられたようだが、またしてもカメラの前に陣取られた。まあ皆が楽しみたい風景やもんな。しゃあないか。

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名残惜しいけど7時過ぎに下山。足元が滑りやすいので要警戒。昨日3500円の特価で好日山荘にて購入したポールを取り出し初使用した。下りは膝に来るから準備しておいた。勿論この日もいつも同様特殊なスポールタイツを履いて膝を保護していた。ポールはなかなか良いかもしれない。今後使い方をもう少し考えようか。

下山途中で第1展望台駐車場
d0188401_18570282.jpg
まだまだ雲の中。これでは竹田城も見えない。

降りてきたときに登り口を確認。
d0188401_18563419.jpg

無事駐車場に到着。このあたりはまだ霧が掛かっている。

d0188401_18570283.jpg

和田山から春日和田山道に乗った。がやはり途中まで霧。
大きな渋滞もなく無事帰宅。安全が第一。

さて今度は家内を連れてくるのだけど、上がるのに1時間半ほど見ておかないといけないだろうなあ。としたら2時出発は必要かな。




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by foxpapa | 2014-10-31 19:42 | ぶらり/近場 | Comments(0)
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日々僅かなことにでも感性を持ち続けたい。さて今日は何に感動できるだろう。
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