早朝から桜・桜・桜 そして夕方も三昧
本来なら1日中休みの水曜日。 しかし午後から3時間ほど仕事が入っている。
選りにもよって丁度桜の満開時季と重なっている。 週末は天候が崩れる予報。きっと散ってしまうかもしれない、と思うとナントカして花見をしてやろうと意気込んだ。 丁度家内も長女と旅行に行っている最中だし、こうなると身軽に動ける。絶好のチャンス。 話は早い、早朝から動くか。 4時半起きの5時出発を決め込んだ。日の出は大体6時前だろうから現地に6時半ごろつけばいいかな? さて場所はどこにするか。吉野山はまだまだだし、やはり近場で京都になるか。 麻生圭子さんの著書で「京都早起き案内」という本に、早朝の御所における桜を推奨されていた。御所と言っても広いし、どこにその見所があるのか判らないけど、とりあえずそっち方面に行く事にした。もちろん機動力であるブロンプトンを連れて行く。 御池の近くに車を止めた。朝8時までは1時間100円。それ以降40分200円。 9時くらいに京都を出るとして6時半ごろに車を入れれば400円もあればいけそうか。 ブロンプトンに乗って一路京都御所へ。 さすがに街中は殆どが歩いていない。たまに軒先を掃除しているご老人がいるくらい。 楢木口から入る。正面には宗像神社。既にカメラを片手にうろうろしている人がいる。 みな早い。 宛てもなく北に向って走る。朝陽が差しはじめている。 御所内は砂利が敷き詰めてある。しかしブロンプトンはけなげにもガンガン走ってくれる。とは言っても僕の脚力だからしれているが、後ろが流れてもついてきてくれる。頼もしい。 近衛屋敷跡に大きな大きな桜を発見! 数名のカメラマンも同時に発見!! 大きな枝垂れ桜が池に向って垂れている. 朝陽も差している。 小道を隔てて大きな枝垂れ桜が なんと豪華なんだろう。見とれてしまった。右下に映っている人と比べれれば大きさがわかる。 ここで1時間ほど過ごしただろうか。 その間もブロンプトンは垣根に立て掛けては目に付くところへ絶えず移動しておく。 カメラ撮影されている御仁で、ベンチに大切なレンズ一式を並べておいておられた方を見つけた。自身は5mほど離れて撮影に集中。盗難にあったらどうするの?って思ってしまう。日本はつくづくのんびりした国。安全神話が染みとおっているのだろう。 ブロンプトンに乗って鴨川にでた。ここも違った景色で桜が映える。 風が少し出てきていた。花を付けた枝が揺れる。心地よい風。 この時間になると学生さんや会社員の人たちが行きかう。ブラブラしているのが悪いような気にさえなってしまった。 時計は9時。午後から仕事だし、遅れたら事だから、余裕を持って帰ることにした。 仕事も無事終わり。昨夜から知人のY君と東寺の夜桜ライトアップへ行く約束をしていたので、迎えに行く。 東寺へ着いた頃には5時50分ごろ。駐車場前は入れ替え入場の車が既に7台くらい、受付では人が30mくらいの列。 暫くすると列が動き始めた。まだ夕暮れではないのでゆっくりと行動する。 夕暮れから日没直後、そして帳が降りた頃の変化が美しいような気がする。 空はまだうす青い。後ろに三日月が小さく控えている。ライトアップも始まったばかり。 すっかり周囲は暗くなり、桜が主役となってきた。 南側の池、瓢箪池へ周って見る。 水面に映った桜たちが幻想的だ。 五重塔もきれいに映る。 今年は三脚を持ち込んで、カメラはV1。僕はカメラに全く詳しくないけどミラーレスってどこまで映すのかを見てみたかった。 とてもきれいに映ってくれる。去年は三脚を使ってはいけないと思っていたので手取りしたら、すっかりブレていた。 今年はシャッタースピードをかなり落として、ISOは800どまり。ホワイトバランスを時々変えると色も変化した。 最初は「曇り」で撮影していたら、色が赤みを帯びてくる。 もっと桜色を出したいなあと思っていたら、ホワイドバランスを「晴れ」にしてやると こうなった。この方が好みだと気づく。 「AUTO」だと白っぽく色が飛ぶ。 きっとこれは好みの世界なんだろうなあ。 今年も優待券を頂いたI.Oさんに感謝。 追伸、 これを描いている最中に外ではすっごい風が吹いている。 桜はかなり散ってしまっているんだろうなあ。
by foxpapa
| 2014-04-04 11:08
| ぶらり/近場
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