今朝の新聞を読んで驚いた。
わびすけ(京都市中京区烏丸通り今出川上がる)が6月30日をもって閉店すると書かれてあった。
かなり長い歴史をもった和食堂である。かの土井たか子も通っていたそうで、多くの同志社大学生のファンを持つそうだ。故筑紫哲也さん、小田和正さんも常連だったとか。
有名な料理は「いもねぎ」。タマネギとジャガイモを炒め、甘辛く味付けたミンチ肉を混ぜ、卵でとじた料理で、自分の好みでケチャップ、ウスターソース、胡椒、しょうゆなどをかけて頂く。
なんとも粗野な料理だがおいしい。これが熱いごはんと味噌汁にあう。
このお店の存在は「奈良からポタ道」というブログで拝見し、今年の2月に初めて行ったお店だった。(確か奈良からポタ道さんはわびすけさんのご子息と友達だったと記憶しております。)
お店の前はなんてことない構え。看板がないと通り過ぎてしまいそう。
中は薄暗く、中央に大きな睡蓮鉢があり金魚が泳いでいた。
とても残念。また1つ美味しい物を食べさせるお店がのれんを下ろした。
長い間有難う御座いました。