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足る

お彼岸前のお墓参り 

春のお彼岸中日を前日に控えお墓参りに行った。天候は曇り空。気温は14度くらい。まずまず暖かい。
途中万葉集にも読まれた富雄川に出ると、綺麗なピンク色の花をたくさん携えた木が数本見えた。桜の木かな?
ソメイヨシノの開花宣言はまだ出ていないが、オカメサクラや河津桜はもうすっかり満開のようだ。
帰りに川岸に降りて見てみようと考えながらお墓参りを済ませた。
お寺の十一面観音様に手を合わせていると、後ろからホーホケキョ。今年初のウグイスの声。案外しっかりと鳴いている。上手上手!!
確か去年の今日は本堂前の桜は数輪咲いていたぞぉ。と言う事は今年は然程早くないなあ。

車に乗り込もうと思って駐車場の桜の木を見ると、可愛い蕾が膨らんでいた。もうすぐだな。
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帰宅途中に先ほどの川沿いにでた。ホームセンターで仏壇の蠟燭を購入し、そのまま川沿いに歩く。そして先ほどの桜へ。
おそらくオカメサクラかな?図鑑で見るとオオカンザクラかも。かなりの種類があるんだな。びっくり。
もうすっかり満開。綺麗だなあ。ピンク色がやや濃い。何故だかこの花を見ると元気が出てしまう。
背後の電柱の先端で、ヒバリもさえずっていた。  春だなあ。そりゃそうかあ。お水取りが終わったもんね。
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さあて、午後の仕事に戻ろうか。
明日は徳島へ行くぞ!!(黄砂に注意だってぇ)



# by foxpapa | 2024-03-19 16:18 | ぶらり/近場 | Comments(0)

3月、ボチボチと

3月も半ばを過ぎてしまった。先日2月が終わったと思ったばかりなのに。早いなあ。

今日で奈良二月堂のお水取りは満行を迎える。これが過ぎると春!!本当に春が来ちゃうのが驚きである。空気感がガラッと変わる。もちろん朝夕はまだ肌寒いが、日中はもう春なのだ。
お水取りには夜遅くにも関わらず、かなり多くの人が見にっているそうだ。中学生の頃はガラガラだったけどなあ。
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この写真は平成27年の時のもの。この火の粉を浴びると無病息災と聞いていた。中学の時、友人が手の甲に浴びて結構長い間火傷で治療していた。さぞ健康かと思いきや、今は高血圧、糖尿病で継続投薬中。これで済んでいるから良かったのかもしれないな。

梅の季節からボチボチ桜の季節に入ろうかとしている。

雨がちの天候が晴れ間がのぞくようになって、少し気分は晴れやかになって来るなあ。

今朝花壇を覗くと、草抜きをしなければならない事に気が付いた。毎年のことだけど綺麗にしてやると気持ちがいい。

来週は徳島の友人に美味しい福井のお酒 火いら寿 を持って行ってやることになった。神戸の友達を乗せて楽しいドライブになりそう。淡路島を縦断して徳島入りするので、八木 村上邸の枝垂れ梅が間に合えば行ってみようかな。

お墓参りも行かねばならないなあ。

実家の整理もまたちょっと拍車をかけるか。

先日5か月ぶりに行ったライディング。久しぶりで行ったら知らない馬に騎乗。噛むらしく口籠されて乗り継ぎで登場。しかも馬装しようとしたらインストラクターが2名もやって来た。そんなに厄介な子なの?確かに蹴るしぐさ。首っ玉を抱えて「大丈夫だよ」って撫でていたら、インストラクター曰く「それが嫌いみたいです」って。なんじゃそりゃ~。
乗ってみたら反応はしてくれる。が、僕の体がそうは行かなかった。そろそろ回数を重ねて行こうかな。乗ったら体がほぐれる。

5か月ぶりと言えば、来なさいと言われていたホワイトニングの再チェック。ライディングの帰りに行ったら、また色が着き始めているとご指摘。また3か月後に来ますと約束。

祇園祭りの綾傘鉾さんに今年は会費を納めた。去年は時期を逸してしまったが。宵山での棒振り踊りが楽しみだ。今年の巡行日は仕事が休みなので楽しみにしている。

月末辺りには桜がいい時期になりそう。写真家の友人Kくんは体調を崩しているので今年は同行できないだろうが、ソロで少しだけ動くつもりだ。

何と言ってもかなり以前から気がかりだった拠点に王手がかかった。本当にいいのだろうか。やはり口に出して「〇〇したい」と言い続けることは大切なのかもしれない。

来月から2か月ほどは繁忙期に入る。今の仕事を自分で始めて40年が経つ。何かと節目の年。気を引き締めて家内と健康管理に努めて行こう。


# by foxpapa | 2024-03-15 11:33 | その他 | Comments(0)

タイペイ 帰国

5時起きでホテルをチェックアウト。ホテルから徒歩でMRTの桃園空港線駅へ。
6時30分発MRT。結構満席。何とか座れた。
台北の気温は17/14度。自宅の辺りは6/4度。このギャップ。果たして温度差について行くるのだろうか。

食べたかったお粥にやっとありつけた。
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食後に隣りにあったバーガーキングでアップルパイを家内とわけわけ(半分こ)。食後の甘いものは旨い!

お土産を空港内で調達。
9時10分搭乗開始。
無事離陸。20分ほどしたら機内食。食べてしまった。

3時間15分ほどで関西国際空港到着。着陸も問題なく雨で濡れた滑走路を走る。車輪が付くや否や逆噴射をしているところを見ると、滑走路はかなり短いのかもしれない。イミグレーションを通過するが電子化が進んでおり、パスポートを機械に読み取らせ、人差し指の指紋を読ませ、問題がなければゲートが開く。変わったなあ。

ターンテーブルから荷物を引き取り、WiFiルーターの返却も終え、預けてあった車の手続きも簡単に終わって無事帰路につく。WifIルーターはよく働いてくれた。

ルーターに加えアップルウィッチが良く働いた。スマホで地図アプリをだして現在地が判っっても、東西南北が判らないと動くことが出来ない。そこでアップルウォッチの方位磁石を併用すると簡単に目的地がわかる。スマホにも方位磁石もあるけど2つで同時に使用するととっても便利。

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関空の警備をセコムロボットがやっていた。

直接アンちゃんをお迎えそして帰宅。休まずアンちゃんのシャンプー。スッキリ!
ここで休むともう動けなくなるので、続けて荷物整理。そして洗濯機を回す。
やっと終えたら夕方。ホッ。

翌朝、、、えっ?
やや強めの腰痛来たり旅のあと とほほ。

3月3日 テレビで見ていたら台北のニュースが流れていた。
子供たち数人が先生と一緒に平渓の山に入っている。このあたりでもしやと言う事に気づく。
予想通り飛ばされて落下してきた天燈を、子供たちが環境問題を考えながら回収している映像だった。僕も飛ばしたあの天燈も同じように迷惑をかけている。
平渓線から見た地元の人による回収も記憶に新しい。やはり飛ばす観光事業と回収する地元の方々への思いはセットでなければならないなあ。
この報道の中である子供は「ランタンの数を減らしたらいいと思います。」と言っていた。決して行事を無くせとは言っていなかったことが印象的。きっと大人たちの観光に対する経済的理由を知っているからだろう。何とも複雑な思いで見た。


# by foxpapa | 2024-02-25 07:34 | Comments(0)

タイペイ 4日目 平渓天燈節(ランタンフェスティバル)

やや緊張の朝。5時に目覚まし。6時にモーニングコール。なんせ集合に遅れては大変!!
だって今日は今回の旅のメインイベント、天燈節(ランタンフェスティバル)なんだもの。

前文でも書いたが、新北市平渓(ピンシー)郷十分(シーフェン)で開催される天燈(テンダン)祭に再度参加するのが大きな目的。見るだけではなく、自分たちでも天燈と呼ばれる紙製ランタンを揚げてみるチャレンジコースへの参加である。
台湾では春節から数えて15日目の元宵節に天燈節を祝う行事が行われるのだとか。

天燈節のそもそもは諸葛孔明が闘いの際、紙製ランタンに火を灯し飛ばして通信手段として用いた手法らしい。孔明の帽子の形に似ているそうだ。
現在の天燈は、昔、平渓近くに入植した漢人が、原住民族の襲来や避難解除を告げる手段として天燈を使ったのがそもそもらしい。いわゆるのろしや花火の役割だ。
それが旧暦の元宵節に当たったことから、毎年旧暦の1月15日に村人が天燈を揚げて、平安と幸福を祈願したことから「平安燈」とか「祈福燈」とも呼ばれていると書かれてあった。お祝い事になっているようだ。


7時コスモスホテル集合。個人で天燈節に参加し天燈を揚げる整理券入手はかなり上級者コースなので、前回同様にこまるツアーさんのツアーに加わって参加。先日下見してあるから大丈夫と思ったが、アクセス方法を替えて地上から行くことにした。その方が間違い難そうだった。コスモスホテルを目視しながら我々のホテルから徒歩約5分ほど。遅れる訳には行かない。
昨日に引き続き気温は17/14度。曇り。風は4m。やや強い風。
山に入るので当てに出来ない予報。特に風が強いとランタン揚げは中止かも。
前日に購入したメロンパンを半かけら齧って白湯を飲んで。コーヒーは控える。高齢者のトイレ休憩は深刻な問題に発展する可能性があるので、水分の取りすぎやカフェインの摂取には神経を使う。特にバスに乗る団体行動は緊張する。念の為紙パンツを忍ばせる。(冬季の降雪による高速渋滞の記事を見て、いつ何時トイレに行くことが拒まれるか判らないと考え、紙パンツを持ち運びするようになった。まだ正式な利用者ではない。これも念のため!)

コスモスホテルには既に多くの人にこまるツアー客でいっぱい。今年は参加者が多いなあ。2019年の時は30名ばかりだったのに。50名ほどはいるのかなあ。
竹中さんの顔もあったが忙しそう。我々は2号車3班。穴田くん似の陳さんがガイド。

さあバスに乗って取り敢えず目的地へ出発。休憩を挟まず十分(シーフェン)へバスは走る。これが無くては話にならない整理券をもらうためにまずは会場入り。今回は直接会場近くまでバスが入った。確か前回は動物園前でシャトルバスに乗り換えたはずだが。時間帯で替えるのかもしれない。
しばらく整理券取得の列に並んでからその後十分老街を散策。取り敢えず十分駅までブ~ラブラ。
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どんなシステムだか知らないけれど、参加者全員が並ばなくても、旅行会社スタッフさんが途中から並んでくれるだけで整理券は入手できるそうだ。並んだのは本番での人数確認の意味だけかな?しかも整理券も天燈祭参加料も無料と聞いた。

朝9時前だと言うのに既に線路ではランタンを揚げている。これらはランタン飛ばし(500円~1000円)と呼ばれているそうだ。いろいろお店があって、紙製のランタン(天燈)に願い事を書いてローカル線の平渓線線路上に持って出て火を点けてもらい揚げるのである。
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暫く老街をブラブラして再び集合場所の列に加わる。
さらに4〜50分ほど並んだ。どうやらガイドさんの雰囲気では整理券の入手は無事出来たようだ。列から解放され再び老街を通り十分駅から列車に乗り平渓駅へ。とても混雑した列車。ギュウギュウ詰め。まるで通勤時間の環状線のようだ。コロナ下では考えられない環境だ。
平渓駅に到着。ここで全員放たれて各自昼食。全く検討がつかぬまま歩く。あるお店に入ると同じグループの方と同席で。
メニューを見ても何が何だか判らない。丁度ガイドの竹中さんが入って来られたのでお願いして注文。
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麺類と野菜を頼んだのだけど、もう一皿お揚げさんが入った料理も来た。これらをシェアしあって頂きます。素朴な料理だけどこれがまた旨い。腹八分目になった。
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鶏肉の煮込みみたいだ。これは親子さんがご注文なさった。
ご一緒の親子を後にして料金を折半しお先に店を出た。

平渓駅周辺でも天燈節があり、行われたのは1週間前の17日。平渓の中学校の校庭だったらしい。
それゆえか規模も小さいと聞いた。
街中をしばらく探索。
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24日即ち今日のは、十分駅下車で行われる天燈節だが平渓天燈節と呼ばれている。

時間が来たので平渓駅から列車に乗って十分駅に戻る。
車窓から外を眺めていると、落ちた天燈を拾い集めている人が数人いた。周辺の木や庭先、屋根にも引っかかっている。
それを長い棒でひっかけて取っている人も見かけた。
そう言えば前回「火事にならんのですか?」と聞いたら「時々聞きますねえ」だそうだ。

十分老街の線路際、そこで天燈飛ばしをする。いわゆるリハーサル。先ほど一緒に昼食を採った親子と我々夫婦で一つの天燈に文字を書く。4面あるのでそれぞれが願い事を書ける。書き終わると線路に出て、係りの人の言うとおりにポーズを取って写真に収め、最後に火を入れてもらい飛ばす。昼間だから醍醐味は少ないが楽しいイベントだ。我々4名のその光景を台湾新報が取材していたらしい。紙面に載るのかな?
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我々の天燈が揚がった。

次に天燈節会場へ向かう途中地元の子供たちによる獅子舞が街中を闊歩している。
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祝い事を盛り上げているのだろう。そして広場では募金も。このお祭りの資金になるのだと思う。
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獅子舞を後にしてまだ15時くらい。開始は確か18時15分ごろから。会場前の施設で一旦集合し、次は基隆川の途中にある十分瀑布へと場所を移す。台湾のナイアガラの滝と言われているところ。川沿いの道を20分ほど歩き、吊り橋を揺られながら2つほど越して到着すると、ここもたくさんの人人人。天燈節に来ている人たちが時間つぶしにくるだけあって混雑は凄い。
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この頃、一人の若い寡黙そうな若い男性に声をかけた。ずっと誰とも話すことなく一緒にやって来ただけに、どこかで会話してみようかと思っていたから。「ずっと寡黙ですね。」と。すると「いやそうでもないのですが、私眼科医で旅が好きなものでして。先週もラオスに行っていました。」から始まりどんどん話をして来られた。案外お話好きだったのね。
そこから堰を切ったように様々な方とお話され、と言うか70%はその方がお話されグループは賑やかになってしまった。
医療系あるあるの一コマも。i-Phonによる写真の撮り方で御仁からレクチャーして頂いた。そして一同感心し有難うございますと謝辞を述べると「ご参考になれば幸いです。」を連発。これ医療系の方が質問にお応えした時の定型文。納得!

ねむの木の花が咲いていた。
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瀑布を眺め30~40分ほど滞在したあと、来た道を戻り会場前の建物前に集められた。時間は16時半ごろ。ここでしばらく集まって開始を待つらしい。
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写真では見づらいが会場奥にある赤いテントの後ろの人々は、拡大すると三脚とカメラの列。そこから見ていたのか。一度はそっちに行ってみたいな。

少し離れたところでもランタンが数個ずつ揚がっている。恐らく線路沿いのランタン飛ばしだろう。
上空では風が舞っているのか飛んでいく方向が2~3通りある。

なんだかんだと雑談しながら時間を待つ。
ようやく第1波の開始時間が来た。空はもうすっかり暗くなっている。天候が悪いせいもあるだろうか。
どうやら会場ではアナウンスやMCによる盛り上げが聞こえる。そしていよいよ大きな天燈が膨らみ始めた。10分ほどして小さな小屋ほどの天燈が揚がり、それに続いて会場の参加者が挙げる天燈が次々と揚がっていく。やっぱり興奮するなあ。二度目なのに。
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大きな龍の飾りがついた天燈も膨らみ始めた。2基ある。


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空高くは水蒸気が多いせいだろう、揚がった天燈の灯りがぼんやりとぼやける。地上近くとは明らかに異なる。

会場から第1波の人たちが出ていく。気が付けば第2波の人たちで会場は埋め尽くされる。

先週の天燈節では大きな天燈2つを一度に揚げて、それが風にあおられたのだろうか、衝突し2つとも燃えて落下したトラブルがあったらしい。だから今年は一つづつ揚げると聞いた。
どうやら第4波の開始前に、立派な龍が飾られた大きな天燈2つ運ばれて行ったが、これを一つづつ揚げるのだろうな。
そしてその時間。やはり龍は揚がった。一つづつ。上手く揚がった。クルクル回りながら空に揚がっていく。
今年の干支だからな。そう言えば2019年はイノシシ年だったので豚が揚がっていた。

そして19時50分ごろ第6波我々の時間が近づいて来た。今までいた場所から別の場所に移動。会場では今第5波が天燈を準備しているところ。暫くするとここからは揚がっているのが見えづらいが、木の枝の隙間から小さな天燈がたくさん見えた。こんな見え方もいいもんだ。

さあいよいよ第6波の会場入り。人で埋め尽くされている。ワクワクする。皆の顔は晴れやか。
そしてボランティアさんがいてくれているので指示通り所定の場所に着く。マジックペンを渡され各々が願い事を書く。
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しばらくするとガスバーナーを持ったボランティアさんにより火が入った。
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天燈の中がボッと赤くなり徐々に膨らんできた。空気が膨張し始めたのだ。天燈の淵を足で踏み飛んでいかないように地面に押さえつける。
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それなりに天燈が上昇する力を感じる。それくらいパワーがないと一気に空まで揚がらないのだろうな。
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熱がズボン越しの太ももに感じる。ランタンは今にも飛びそうなくらいにもうパンパン。破裂しそうなくらい。
カバンからカメラを出して既に準備してあった広角レンズで撮影開始。周囲の方々もカメラの準備。
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舞台からの合図。足を離す。
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天燈は音もなくスッと浮かび上がり、中の火をこちらに見せながら揺れて揚がっていく。周囲の天燈も一斉に揚がっていく。
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誰かが言った「ラプンツェルだぁ。」僕はラプンツェルを知らなかった。聞いたことはあったけど。
とにもかくにも美しい光景。しかしこの光景は1分と持たない。

数秒であっという間に飛んで行ってしまう。わずかな時間を楽しむために今日一日を過ごした。達成感が残った。
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余韻を楽しむ間もなく会場を出て行かねばならない。そしてまた行列に並んで街に出て行くバスに乗るのだ。
行列に並んでいると空から天燈が落ちてくる。民家の屋根にも遠慮なく落ちてくる。路上にも。気が付くと僕の頭上にも落ちてきて危うく当たるところだった。
いや~全く地元の人たちにとっては困ったことだなあ。

ようやくバスに乗ることが出来た。我々は立って帰る手段のグループ。だけどバスは案外空いていた。
出発して約100分ほど。ずっとバスは揺れたり、急なブレーキを踏んだり、いきなり発進したり。これ酔うやつ。
ほとんどの人々は車酔いで最初は饒舌だったけどだんだん静かになって行った。僕も酔った。参ったなあ。

動物園前で別のバスに乗り換える。ようやく王様の車のような運転になってホッとした。
コスモスホテルに無事到着。今日1日過ごした3班の方々とは名残惜しいが、皆次なる行程に入っていく。取り敢えず今日は1日有難うございました。ではまたどこかで。

今回天燈を揚げる際にちょっとしたトラブルが発生した。
我々の班でない他の班から、2名の方が我々の班に突然移動されてきた。理由も知らされていないし、一つの天燈には4人で当たると決まっており、その配置についても既に決定していたが、メンバー変更が必要なのにそれも聞かされていない。
この状況下で我々は会場に入りすぐさま天燈に願い事を書き、その数分後には火がはいるはず。
と、我々の班の女性が他の位置へ走り出した。その後は自分の天燈で精いっぱいだったのだが。
後で聞くと突然ガイドさんに呼ばれて他のところで揚げることになった。本来のグラウンドではなく、アスファルトの敷かれた道路上で、全く知らない人たちとの天燈揚げになったと。この一日かけて友好を深めてきた面々との天燈揚げを期待していたのに、フィナーレがこれでは報われない!!と激高されていた。
聞くと理解はできるし、筋は通っている。他で揚げることになるとしたら、それは他の班から来られた方々であって、何故彼女が??と理解が出来なかった。
結局前出の若い眼科医の先生が話題を替えて空気を和やかにしてくれた。先生!やるじゃん。

ともあれ疑問が残って少し後味の良くないツアーとなってしまったのが残念賞。
でも天燈節自体はやっぱりいいなあ。(動画で見たらもっと素晴らしい)

# by foxpapa | 2024-02-24 07:13 | Comments(0)

タイペイ3日目 阜杭豆槳ー龍山寺ー極品軒ー士林夜市ー明星珈琲

朝から寒い。昨日最高気温21度、最低気温17度だったのが、今日は曇り 最高気温17度、最低気温14度らしい。
ホテルから見えるバス停には、通勤中と思えるダウンジャケットを着てフードを被った人を目にする。風も5mほどあるせいかな。台湾の人ってダウンジャケットを持っている事に驚き。
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自宅付近も7度/3度。大陸から寒気が大きく垂れ下がって来ているらしい。関東では平地でも積雪があるとか。
ともかく重ね着して対応するしかない。
半袖シャツ、長袖シャツを重ね着してアウター。それでもだめならウィンドブレーカーを出すかな。

ホテルを出て西に向かって20分ほど歩く。目的は善導寺駅前の阜杭豆槳で朝食。到着したらなんと長蛇の列。建物の角を曲がってまだつづく。階段を上がって店の中まで。店内では200名ほどが食べていたらしい。
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調理は7〜8名ほどの人がテキパキやっている。
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豆乳と揚げパン2個注文。確かこの店は数年前にTVで紹介されていたのを見た記憶がある。
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揚げパンを食べてみたが思いのほか油が強すぎてゴメンなさい。
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3/5食べるのが精一杯。これ以上は膵臓や胆嚢をいじめてしまう結果が怖い。御馳走様。

店を出てMRTに乗って龍山寺(ロンサンスー)まで足を延ばす。今年の干支は辰年だから龍を祀っているお寺に行きたい!!と家内の強い要望。駅で降り地上に出ると既にお寺の屋根は見えてくる。
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たくさんの白人観光客がバスで到着したばかりでごった返していた。
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やっと来ることが出来たのだからしっかりお参り。ここでのおみくじはかなり良かった。これで救われた。
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家内が買って来たお守りが、僕だけ金運。まだ働かせる気だな。僕には定められた定年がないのか。

ここから徒歩で台北駅ちかくの博愛楼街を目指す。
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革製品を作っていた街並みを歴史的保存する街並みを通り、僕の希望であった台湾総督府を見に行く。とても立派な建物。
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そろそろお腹も空いてきたので極品軒で昼食を。このお店は前回来た時、台北到着がとても遅かった初日。お腹が空きすぎてどうしようかと思った時に出会ったお店。東坡肉(とんぽうろう)や小籠包(しょうろんぽう)がとっても美味しい。
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お店に入るとどうやら一番乗りだったようだ。その後から次々入店。
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もちろん前出のメニューとエビとねぎの入った麵入りスープを注文。大満足でござる。コメントは要らない。

活気のある町を通りお茶屋さんへ。台湾のお茶はあっさりしていてとても美味しい。特に高い山で育てられたお茶は甘味がある。丁度目に付いたお茶さん。峰圃茶荘へ入る。いろいろ見て回っていると試飲させて頂けた。中国茶ならではの入れ方。茶器や茶碗をお湯で温めてからお茶を入れる。まずは香りを楽しんで次に飲む。3種類ほど頂いた。
その中で気に入ったお茶を購入し我が家のお土産になった。

博愛楼を北に上がると北門に出た。
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周辺には古い建物も存在し、現在大学などに使用しているようだ。
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ホテルに一度帰ってお昼寝💤。まだ明日の天燈祭が残っているから体力の温存のために。
家内は隣の三越でお買い物。彼女が戻りしばらくしてからホテル最上階から市内をview。天候は曇り空だけど101などの景色が良く見えた。

さて今夜は士林(シーリン)夜市へ。台北駅からMRTに乗る。プラスチック製のコイン型したチケット トークンを購入。
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そして改札を通り剣潭駅で下車。とても近代的な街。駅前には面白いオブジェを抱えたビルがあった。
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台北表演芸術中心というそうだ。
夜市に向かってを歩いて行く。士林夜市、ここは遊びが多い。金魚すくい、海老釣り、射的など。
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通りを代えると食べ物が豊富。胡椒餅やエリンギをオイスターソースをたっぷりつけて焼いたものを食べる。ハズレなし。
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エリンギがとても太くて大きいのには驚いた。

さらに歩いているとイヌの服を売っていた。思わずアンちゃんの洋服を2着買ってしまった。
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面白いティッシュケースを見つけた。
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こんなの好きだなあ。

駅までの帰り道にネズミさんがお釈迦様?を拝んでいるように見えた神社のような施設に出くわす。
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なんだか一心にお願いしているようだった。

話変わるが台湾の若者のピアスはほとんど見ない。してないから真面目とかではないだろが、イデオロギーの違いか。親からもらった体に穴を開けるなどは考えられないのかもしれない。儒教のおしえかな?

そうそう自分が高齢者になって初めての出来事。20代くらいの女性がMRTで席を譲ってくれた。ああ、もうそんな歳なんだと思う。折角なのでお受けした。ありがとうございます。

ホテルに帰って三度目の外出。明星コーヒーでまったり。カフェは2階に上がる。1階はパン屋さん。
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ここはロシア人が利用していたカフェらしいけど、とてもゆっくり出来る設えがいいなあ。
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押しつけがましくないインテリアがいい。

最後に足裏マッサージ。今夜のマッサージはちょい強め。脹脛の筋肉を掴んでは揉み、掴んでは揉みはイカン。
翌朝まで腓腹筋に鈍い痛みが残ってしまった。昔の台湾マッサージはもっとえぐかったけどな。



# by foxpapa | 2024-02-23 07:59 | Comments(0)



日々僅かなことにでも感性を持ち続けたい。さて今日は何に感動できるだろう。

by foxpapa
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